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欧州航空当局、「A380」全機に検査を勧告

(以下引用)
欧州航空安全局(EASA)は8日、仏航空機製造大手エアバスの超大型旅客機「A380」について緊急耐空性改善命令(AD)を発令した。複数機体から翼の亀裂が見つかっているためで、同機を保有する航空各社に対し渦電流探傷試験を実施するよう求めている。

EASAは先月、飛行回数が1,300回以上の機体について目視による検査を求めていたが、今回、検査の方法をより精密にし対象を広げた格好だ。導入か ら飛行回数が1,216回未満の機体は1,300回に達した時、1,216~1,384回の機体は今月13日から6週間以内に、1,384回を超える機体 は3週間以内に、それぞれ検査を行うよう指示している。

エアバスでは先に、同機種での亀裂は組み立て中に生じたものであると発表。発見された全機の修理が完了する前に新たな事例が見つかる可能性があると指摘する一方、直ちに修理できる問題だと理解を求めている。

2007年に世界に先駆けA380を導入したシンガポール航空は、保有する10機はほぼすべて修理を終えており、通常通りの運航を行っているとしている。

<用語解説>

渦電流探傷試験

非破壊検査法の1種で、金属など導電性のある試験体にコイルを接近させ、電磁誘導現象によって試験体に発生した渦電流の変化を検出することにより、傷を探知する試験法。

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